フットサルとは、5人で行なうミニサッカーのことで、室内でゲームすることが多いスポーツです。
少人数で手軽に楽しむことがでるため、最近めきめきとフットサル人口が増えてきています。
フットサルは、もともとヨーロッパや南米で楽しまれていたミニサッカーをFIFA(国際サッカー連盟)が1994年にまとめたもので、スペイン語の「futbol(サッカー)」とポルトガル語の「sala(室内)」から「フットサル(futsal)」と呼ばれるようになりました。
フットサルを一言で表すと、5人制のミニサッカーと言うことになります。
このため、基本的にはサッカーとよく似たスポーツですが、いくつかの相違点もあります。
その一つがボールです。
サッカーのボールよりも一回り小さく、あまり弾まないようにできています。
またプレーする人数が少ないためにピッチも狭く、バスケットコートより少し広い程度です。
フットサルの名前の由来から、室内のコートで競技されることが多いですが、サッカーのように屋外の人工芝でゲームをする場合もあります。
またゲーム内容もサッカーとは若干の違いがあります。
サッカーでは、スライディングタックルをしてボールを奪ったり、ショルダーチャージなどでゴールシュートを防いだりしますが、フットサルではこれらの接触プレーが、一切禁止されています。
さらに、選手の交代回数にも違いがあります。
サッカーの選手交代3人までに比べて、フットサルでは何回でも自由に選手交代をすることができます。
サッカーをやってみたいが、広いコートを走り回る自身がないという方でも、フットサルは気軽に始められます。
また、1チームも少人数なので仲間も集めやすく、体育館などでもできることから、フットサルを始める人が増えています。
民間のフットサル施設もありますが、公共の無料施設でも充分に楽しめます。
各地にフットサルの団体もでき、リーグ戦や大会も増えてきました。
サッカーのようにワールドカップも開催され、オリンピックの公式ゲームにもなろうとしているフットサルです。
<スポンサードリンク>
フットサル 歴史
フットサルの歴史は、ブラジルや南米で行われていた「サロンフットボール」とイギリスやヨーロッパ、アメリカで流行っていた「インドアサッカー」が源流と言われています。
サロンフットボールは、弾まないボールを使ったゲームで、1930年ころから始められました。
一方、インドアサッカーはサッカーボール使用して、壁面の跳ねかえりも許されるゲームです。
これらのゲームを統一して国際サッカー連盟(FIFA)が1988年に5人制サッカー(室内サッカー)を定めました。
さらに競技規則を改正し、1994年に「フットサル(Futsal)」と命名されました。
FIFA主催によるフットサル世界選手権が始まったのは1989年のオランダ大会からで、第2回香港、第3回スペイン、第4回グァテマラと続いています。
一番新しいフットサルワールドカップは、2004年に台湾で行われた第5回世界大会で、16チームが参加しスペインがイタリアを2対1でくだして優勝しています。
また、2008年にはブラジルで開催される予定となっています。
このように現在では、4年に1度サッカーW杯の中間年に、FIFAフットサルワールドカップとして世界各地で開催されるようになりました。
日本のフットサルの歴史は、1977年にミニサッカー連盟が設立されたことで始まり、現在では日本フットサル連盟となっています。
顧問は、国会議員の鳩山邦夫氏が務めています。
全国都道府県に協会があり、Fリーグ(日本フットサルリーグ)が開催されるようになりました。
ステラミーゴいわて花巻、バルドラール浦安、ペスカドーラ町田、湘南ベルマーレ、名古屋オーシャンズ、シュライカー大阪、デウソン神戸、バサジィ大分、の8チームが参加して、2007年は名古屋オーシャンズが優勝しています。
また、フットサルの普及のためにジュニアの全国大会も1996年から始まりました。
その中のジュニアのバーモントカップ全日本少年フットサル大会は、毎年秋ごろに各都道府県大会がおこなわれ、今では第16回を数えるほどになっています。
女子にもフットサルが広まり、大学や一般のチームなどを合わせると、2000チームとも言われています。
フットサルは、メンバーを手軽に集めることができ、バスケットコートほどの広さがあればプレーできるため、今後もフットサル人口が増えるものと予想されています。
フットサル コート
フットサル コートをお探しでしょうか?フットサル コートは、ネットで検索すると一覧となって、検索できる場合が多く、見つけるのには、あまり、苦労しません。
しかし、フットサルコートを利用するには、まず、チームを作ることが必要です。
それは、サイトを利用にあたっても、所属するチームの登録が必要になる場合があります。
たとえば、このサイト:フットサル専門ドットコム:http://www.futsal-senmon.com/ では、全国のフットサルコート約460箇所の閲覧が可能です。
しかし、フットサル専門ドットコムを利用して、フットサルコートを検索するためには、体育会系ドットコムに会員登録する必要があります。
体育会系ドットコムの会員登録後、チーム・サークル機能でフットサルコートを検索することとなります。
また、そのほかに、一覧となっているサイトとしては、全国フットサルコート一覧:http://www.adthree.com/SF/frame.htm/が便利です。
全国のフットサルコートが日本地図上で確認できるようになっています。
やはり、東京にフットサルコートも集中しているようです。
情報の新しさからいうと、全国フットサルコートガイド:http://www6.plala.or.jp/futsal-guide/が良いかもしれません。
掲載内容も多く、3月5日現在で、414のコートが掲載されています。
フットサルコートの料金は、チームの会員登録料と時間毎のコート利用料金が必要となります。
首都圏では、1時間当たりの利用料金が5千円〜1万円ぐらいとなります。
しかし、場所によっては、2千円ぐらいのところもありますので、よく探してみると安いところがあるかもしれません。
また、会員登録制だけでなく、ビジターとして利用できるフットサルコートもあるので探してみると良いでしょう。